空き家利活用プログラム終了からの続き-1 by-F
玉名市からの委託を受け今年の3月26日に終了した
『空き家・空き店舗利活用プログラム』に引き続いて
委託事業としてではなく、
物件の借り主である上平さんと弊社によって
空き家利活用の準備が続いています。
本記事は、4月15日、5月14日、6月18日の計3回の内容を振り返った記事です。
4月15日に行われたセミナーは、
『どの様にデザインするか』
というテーマで行われました。
―弊社代表によるセミナー―
まず、最初に弊社代表から、
デザインを考える手がかりとなる手法や高瀬商店街の再生、
高瀬商店街再生の気付きからDIYリノベーションという新しい手法での
『HIKE』さんの再生の流れのセミナーがありました。
HKEさん再生の説明では、
歴史ある商店街に共感され、応援されるような取組み、
地域の人を巻き込んだDIYリノベーションの手法の説明や、
地域の人やDIY仲間の力を借りて行った解体工事、
机の製作、さらには、カフェで使われるスプーンの製作など、
再生の段階で多くの人が関わることにより、
オープン前からファンが出来るよになった事例のセミナーがありました。

↑弊社代表によるセミナーの様子
―上平さんによるセミナー―
またこの日は、弊社代表以外にも、借り主である上平さんによる
「借りた物件でやりたいこと」ということで
「10年後ワクワクする玉名にしたい!」想いを
会場に足を運んだ方々と共有するセミナーがありました。
このように想いを共有することによって、共感が生まれ、
応援をしてもらい易い環境が整っていくことを感じました。
またこれは、HIKEさん再生時に行われた手法であり、
上平さんの前に行った弊社代表のセミナーでもその内容が話され、
流れるような説明と理解のしやすい構成が体感できました。

↑上平さんによる想いの共有
―吉村さんよるセミナー―
その後、設計の手法というテーマのもと、
建物の内装に着目したセミナーが行われました。
熊本市内でインテリアコーディネーターをされている吉村さんによるセミナーがありました。
吉村さん自身のインテリアコーディネートのルールである、
配色や、ベースカラーの決定、
視線の集まる場所に飾るもの等の話をしていただきました。
最後に、コーディネートはセンスが必要だと思われがちだが、
正しい知識を活用すれば、コーディネートは行えるという話をされました。

↑吉村さんによるセミナーの様子
上平さん、吉村さん、貴重なお時間、お話をありがとうございました。
―懇親会―
セミナー後、参加された方々と懇親会を行いました。

楽しく会話が続く中、
「この建物の中にこんな機能があれば面白いのに!」
「土壁の風合いが好きだから、そのまま活かすのもいいんじゃないか?」
というような参加者と上平さんとの会話や、
参加者同士で妄想しながら建物の話をする様子がありました。
このような会をセミナー後に開くことで、
素直な意見を話し、聞くことが出来ると学べました。
参加してくださった方々、夜遅くまでありがとうございました。
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