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想定外って言うかな!?

今日の熊本は雨です。

5月に入ってから、雨の日が続きます。

瓦のない家、非難している、炊き出しを受けざる得ない方たちには不自由が多くなる雨!

復旧工事も進めにくい・・・雨が恨めしい・・・

そんな中、本日こんな記事 がありました。

<熊本地震>高速またぐ橋、6本被害 耐震強化、通用せず

想定していなかったことが起きて、要は耐震の基準を見直す必要性があるとのことですが・・・

根本的に、地面が揺れたりすることは想定に入っていますが

最初の写真のように、地面に亀裂が入り、1m程度ずれてしまっては、どうしようもないし

液状化等で地番沈下したものも、どうしようもありません。

耐震の基準強度をいくら上げても、どうにもならない話です。建築に携わるものとして、かなりdeepな命題を出されてたように思います。

かくして、耐震基準の見直しにそのような、要素は組み込まれるのか?

と言いつつも、これって、自分達の尺度で物を考える癖がついているだけの話で、

人間なんて、地球が生まれてこれまでを1年とすると、確か12月31日の23時頃生まれた位に(正確には少し違っていると思います)少し地球にいるだけの新参者で、その間いろんなことがあって、それを知らないだけなのに、想定外って・・・ 大家さんの地球に言うわせりゃ、『知らないだけだよ』って言うわれるに決まってます。

改めて、自分達の持っている耐震に対する、考え方を、根底から変えないと、私達が持っている、培った来た・最高だと錯覚している経験で、今回の問題を紐解いても何も生まれないよに思います。(そこにこだわる人はたくさんいると思いますし、そこにこだわって安心を謳う企業もたくさん出てくると思いますが・・・本質は耐震強度を7から10に変えるだけの話です・・たぶん)

今までのオーナー・クライアントさんには当然、これから何かを作ろうと考えている人々・社会に、新しい耐震及び災害に対するシェルターとなる工作物の方向性を示すことが、私達、建築家・エンジニア・クリエーターに必要なことだと感じているところです。

新しい建物・工作物のあり方を模索しなければなりません。

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