空き家利活用プログラム終了からの続き-3 by-F
玉名市からの委託を受け今年の3月26日に終了した
『空き家・空き店舗利活用プログラム』に引き続いて
委託事業としてではなく、
物件の借り主である上平さんと弊社によって
空き家利活用の準備が続いています。
本記事は、4月15日、5月14日、6月18日の計3回の内容を振り返った記事です。
―はじめに―
6月18日の作業では、前回に引き続き解体作業を進めていきました。
今回は、前回に引き続き参加をしてくださった方に加え、
熊本県立大学 居住環境学科の生徒さんが参加しに来てくださいました。
↑作業前の自己紹介の様子
―解体作業―
前回と同様に、建築当初の部分を残しつつ解体を進めていく作業をしていきました。
壁、天井の解体は順調に進む中、
やはりビニルタイル(黄色いシート)剥がしに苦戦する様子が見られました。
当日は、天気に恵まれたこともあり、
気温が高い中休憩を挟みつつの作業となりました。
休憩の最中、「なかなかすすまないね」
というような笑い話があり、
初参加の学生さんも楽しく作業をしている様子が見られました。
その苦労もあり、前回と比べ床の黄色い面積が少なくなっています。
↑順調に進む天井解体
↑前回のタイル解体 ↑今回の作業終了時
―懇親会―
今回も作業の後、懇親会が行われました。
軒先の涼しく気持ちの良い環境で懇親会は行われました。
時折、散歩をする地元住民の方や
車で通り抜ける方々と目が合う事がありました。
第1回(4月15日)の懇親会のように
建物内で懇親会を行ったときには感じられなかった嬉しい変化となりました。
今まで閉じていた空き家が、
日中何かしら作業を行い「何をしているんだろう?」という興味や、
夜中に明かりが灯り、大人数で机を囲み何かしている様子は
傍から見れば「何をしているんだ?」という疑問になります。
『まず、地元の人に何かしているという事を知ってもらう』
という目的で、半外側の軒先空間で懇親会を開くという事は、
効果的な手段だと学べました。
解体作業、懇親会に参加してくださった方々、ありがとうございました。お疲れ様でした。
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