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空き家利活用プログラム終了からの続き-2 by-F

玉名市からの委託を受け今年の3月26日に終了した

『空き家・空き店舗利活用プログラム』に引き続いて

委託事業としてではなく、

物件の借り主である上平さんと弊社によって

空き家利活用の準備が続いています。

本記事は、4月15日、5月14日、6月18日の計3回の内容を振り返った記事です。



 5月14日のセミナーでは、

前回のように座ってセミナーを聞くのではなく、

実際に建物の内装を解体していき借り主である上平さんの


「10年後ワクワクする玉名にしたい!」


という想いを実現するため参加者の方の力を借り、準備をしました。




ー作業前に―

 解体を始める前に、

弊社代表から現在の内装と建物建築当初の内装の見分け方の説明がありました。

建築当初のものをなるべく大切に残したいので、

後付けで作られた壁仕上げと壁下地、

天井の仕上げと野縁組の解体を行っていく

という方針の説明があり、解体作業がスタートします。

            ↑建築当初の部分と後付け部分の説明を行う様子↑   




―解体作業中―

 壁下地材解体の際には、

バールが既存土壁を傷つけないように

『当て木』を用いて丁寧に解体していくコツを参加者の方が

弊社代表や工務店の方に教えてもらう場面がありました。

しばらくすると、そのコツを参加者同士で共有し、

作業を通してコミュニケーションが生まれていました。

作業を自分達の手で行う理由として、


「建物に対しての愛着が湧きその建物で行われることに対してファンになる」


という事がありますが、

このような参加者同士のコミュニケーションなども相まって、

楽しい雰囲気が生まれ、

楽しいという印象が記憶に残り、ファンになっていく事を実感できました。

↑教わったコツを他参加者と共有する様子



 また、コツの共有などのコミュニケーションだけでなく、

苦労し、協同して何かを行ったという一体感も

建物に対する愛着をわかせる1つの要素だと感じました。

実際に、床仕上げのビニルタイル(黄色いシート)を剥がす際には、

ペロンと綺麗に剥がれてはくれず、

少しずつ地道に剥がしていくなかなかハードな作業となっていました。


 しかし、その中でも大きく綺麗に剥がれた時には周囲から歓声が上がり、

逆に小さい面積でしか作業が進まない場合でも「全然進まない!」

というように笑い話をしたりと、

特有の一体感が生まれていました。

↑かなり順調に剥がせている様子          ↑苦労してタイルを剥がす大学生の様子




―懇親会―

 解体作業がひと段落した後、懇親会が開かれました。

5月ということもあり、

涼しい風が吹く気持ちの良い環境の中で懇親会が開かれました。


前回の懇親会では室内で行われたため、特に感じませんでしたが、

今回のような軒先の空間で行い、

風が通り気持ちが良い空間であると気が付けました。

参加者の方同士でも会話が行われ、

終始楽しげな雰囲気が外に流れていたのではないかと感じます。



解体に参加してくださった方々足を運んでくださり、ありがとうございました。お疲れ様でした。




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